「コヤ美術館」へのご来館、有り難うございます。
 簡単に館内のご案内をさせていただきます。 
 この美術館は六つの部屋に分かれています。

 

 美術館の入り口は、「<絵空事>の概要」ということで、 koya noriyoshi が「コヤ美術館」を開設しました趣旨を掲載しています。
 続いて「絵空事」の部屋は、koya noriyoshi が本来自己目的的な宗教的意味を持って、1976年から懺悔録と称し一日一画のペースで描き続けてきた作品群の中から抜粋したものを年代順に掲載しています。因みに作品の原寸はスケッチブックの F6 サイズです。
 「絵実物」の部屋は、koya noriyoshi が他目的な意図で皆様に見ていただくために制作したCG作品を掲載しています。
 さらに「とりあえずの能書集」の部屋では、koya noriyoshi が稚拙な言葉ででも語らなければおさまりのつかない宗教と芸術への情熱が語られています。
 「絵空事以前」の部屋では、苦悩的表現者として立ち上がった青春期の作品を掲示しています。
 最後の「movie 館」は、一年ごとの作品群をスライドショーとしてまとめたものです。 koya noriyoshi の反省的表現生活とは音楽によって喚起される反省力こそを不可欠の要因としていました。そこで皆さんにも音楽によって触発される「絵空事」世界観をお楽しみ頂ければと思います。

 

 この美術館で koya が「何行者」と称して語ろうとする表現世界は「不空芸術菩薩論」ということになりますが、その概要については、次のページからの「<絵空事>の概要」に掲載いたしました。この美術館全体のデータ量はかなりのものになりますが、是非、ごゆっくりと散策していただければ幸いです。

 


 

目 次 

 

     1 ) 絵空事の動機  
          a ) なぜ絵を描き続けるのか
          b ) 何行者 koya noriyoshi の出自 
     2 ) 不空芸術菩薩論の地平 〜 絵空事  
          a ) 絵空事と表現
          b ) 「自己存立の基本原理を<愛>と見定める」
          c ) <私たりうる私> <私たりえぬ私> <とりあえずの私>
          d ) ビニール・パッケージ論
          e ) 絵空事と仏教
     3 ) 不空芸術菩薩論の展開 〜 何行者
         a ) 不空芸術菩薩論の「宗教性」 
             @) 「神父 / 本田哲郎」    
             A)  「井上ウィマラ」
             B) 不空芸術菩薩論の方法論
                ア) 「私」の存在構造
                イ) 「絵空事」の存在構造
                ウ) 反省論の循環構造
             C) 「道元 正法眼蔵」を読む
             D) 「親鸞 歎異抄」を読む
         b ) 不空芸術菩薩論の「芸術性」 
             @) 美意識と芸術  
             A) いかにして「美的想像力」は喚起されるのか
                ア) 「脳機能」としての「美的想像力」
                イ) グラデーションという「美的想像力」
                ゥ) グラデーション補講「色について」
             B) 美的「想像力=創造力」の霊性について
             C) 「気」と霊性について
         c ) 「心における反省の居場所」
         d ) 「瞑想」と「芸術的瞑想空観」
         e ) 「体験天秤」
         f ) 西田幾多郎について考える
         g ) 「狡猾に温存される自己愛」 
         h ) 「横滑りする欲望」
          i ) 「救われたくない欲望」たちのために 〜 <何って何!? >
          j ) 「習慣化」の中で「問いつづける」
         k ) それでも問いつづける「何でもない自己」
          l )  協働における自己変容の認識論
         m ) 「宗教依存症」 〜 はたして宗教者とは病人なのか
         n ) 苦悩は宗教でこそ救われたいと願う人々へ

     4 ) 絵空事の反省的方法論  

          a ) ことばのスケッチブック
            @) ガム・テープを貼った < 6F >
            A)  透明テープを貼った < 6F >
            B)  文字の上に貼った透明テープ

          b )  「私」の表現作業の現場
            @) 「紙の文化」
            A) 「色のライトモチーフ」
            B) 「言葉の断片」
           c ) 何行者の絵実物におけるCGの手法とは 
           d ) 「<何>の錬金術」はさらに「<何>の循環法」へ 〜戯れへの誘い 
         e ) 絵空事の過剰なる流動性と渦巻き 〜あるいは岡本太郎の火焔型縄文式土器    

 


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