絵空事 /1976〜77

ビーバー:ロザリオのソナタ

/ムジカ・アンティクワ・ケルン/ゲーベル

 

koya noriyoshi スライドショー始まりの音楽は、ビーバーの「ロザリオのソナタ」
にしようと決めていたのです。この不思議にして神秘的な響き、 ここには宗教を
語ることによって明らかとなる心の領域が神聖さと世俗的な価値に絡め取られ、
かえって無垢な心の居場所が定まらないという幻惑、そんな混沌があるのです。
当時まだ心の居場所が定まらない koya が、闇雲な自己変革を目論む思いをここに重ね、
後に何行者と自称するに至る心の迷宮が、まさに音楽、響きの迷宮として
開示されているという驚き。

 

BIBER: ROSENKRANZ-SONATEN(1~5)

/ MUSICA ANTIQUA KÖLN / GOEBEL

ARCHIV/POCA-2556/7

(movie / 12;28)

 


絵空事 /1978

オフィチウム

/ヒリヤード・アンサンブル, ヤン・ガルバレク

 

音楽は1994年におけるヒーリングミュージックの歴史的名盤であ
る「オフィチウム」です。 私にとっては衝撃的な出会いとなった
Jan Garbarek と The Hilliard Ensemble の名演奏に触発されて、
この音楽によってこそ私の作品を体験して欲しいと願ったのです。

 

Officium / The Hilliard Ensomble, Jan Grbarek

ECM/POCC-1022

(movie/ 19;30)

 


絵空事 /1979

ムネモシネ

/ヒリヤード・アンサンブル, ヤン・ガルバレク

 

音楽は 1999年 Jan Garbarek と The Hilliard Ensemble の「ムネモシネ」です。
私の30年以上も前の作品が、これらの音楽に遭遇することにより、
あらためて皆さんに見て頂ける場を用意することができたと確信いたします。
是非、混沌にして清涼なる絵画世界を体験して下さい。

 

MNEMOSYNE / The Hilliard Ensomble, Jan Grbarek

ECM/1700/01

(movie/ 26;54)

 



 

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