2000/2001/2002



絵空事 /2000

J・S・バッハ

ブランデンブルク協奏曲

イル・ジャルディーノ・アルモニコ

 

自己増殖する極彩色の6F は、過剰なるものによる過剰融合、ちょっと目眩を覚えるかもしれないけれど、
それは光の三原色が過剰融合の果てに色を失い無垢な空間へと回帰することへの憧れ。
そんな空間を祝福できるのはポップなブランデンブルグ協奏曲、
まさにイル・アルディーノ・アルモニコでなければならないのです。

 

Bach: Brandenburg Concertos / Il Giardino Armonico

WARNER TELDEC 0630-17493-2

(movie/ 27;38)


絵空事 /2001

J・S・バッハ

無伴奏ソナタ&パルティータ

ジギスバルト・クイケン

 

音楽は「J.S.BACH / SONATAS & PARTITAS / SIGISWALD KUIJKEN (Vn) 」です。
2001 と 2002 で使用した Mac の色分解によるスライドショーは、
幻惑的な視覚の中枢に突き刺さるヴァイオリンの響きが最適であると考えます。
いかがでしょうか。

 

J.S.BACH / SONATAS & PARTITAS

 / SIGISWALD KUIJKEN (Vn)

DHM 05472 77527

(movie/ 23;47)

 


絵空事 /2002

アントニオ・ビバルディ

調和の霊感

ファビオ・ビオンディ/エウロパ・ガランテ

 

まだまだ自己増殖する過剰融合は続きます。日常の 6F 的表現生活は光の三原色への自己浄化など
夢のまた夢でしかないのですが、デジタル化という謂わば成仏論を体得すれば叶わぬ夢ではなくなります。
そんな勝義のデジタル論でスライドショーへと昇華すれば、過剰なるものもそのまま法悦へと誘われます。
今度は ヴィウァルディの「調和の霊感」に夢を託し、すべての過剰を肯定しつつ無垢な空間を拓く
ファビオ・ビオンディのユオロパ・ガランテで絵空事を体感して下さい。

 

ANTONIO VIVALDI / L’estoro armonico

/ FABIO BIONDI  EUROPA GALANTE

Virgin veritas 5 45315 2

(movie/ 17;53)

 



 

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